【DM】クロネコDM便廃止~DMのコストを下げる方法
こんにちは。福岡、博多の印刷会社 三栄印刷です。
皆様はDMを発送する際どのような方法でお送りしていますか?
現在、メール便、DM便、郵便、ゆうメール等色々方法がありますが 先日クロネコDM便、ネコポス廃止というショッキングなニュースが入ってきました。
■日本郵政とヤマト運輸、協業発表
日本郵政グループとヤマトグループ持続可能な物流サービスの推進に向けた基本合意について
・「クロネコDM便」[2024年1月31日まで]→「クロネコゆうメール」へ
・「ネコポス」[2023年10月から順次終了]→「クロネコゆうパケット」へ
日本郵便は佐川急便とも2021年9月に協業に関する基本合意を締結しています。
今後物流業界は2024年問題(トラックドライバー不足)や環境問題(カーボンニュートラル)への貢献にむけ、競争から協力体制で取り組んでいくようです。
「クロネコDM便」はDMを大量に送る企業にとって一律料金で、投函の追跡まで出来るとても使い勝手の良いサービスでしたが、「クロネコゆうメール」になることでどのようにサービスが変わるかが注目されます。
またECショップなどで商品を配送する方には「ネコポス」は欠かせない配送手段の1つだったと思います。こちらも「クロネコゆうパケット」に変わることでサービス内容や料金の変更が気になるところです。
ただ、日本郵便の一番の強みは、離島や山間部など、日本全国どこでも配達してもらえることではないでしょうか。今回の協業により配送対象者が増える可能性も大きくあります。更に郵便局の配達網により配達精度も上がり、返品率が下がることも予想されます。今後の発表に注目です。
■DMを少しでも安く効果的に送りたい!
メルマガやLINE公式アカウントは比較的低コストで色々な情報を速く、多くの方へ届けることが出来る手法ですが、近年、お客様のお手元に直接情報をお届けできる“紙のDM”が開封率、訴求率の高さから再度見直されています。
三栄印刷ではそんな”紙のDM”の制作・印刷・発送代行まで一貫して請け負っております。特に当社はプライバシーマークを取得しており、宛名データの取り扱いには細心の注意を払った取り扱いをしています。
お客様からDMについてご相談をいただく際、一番多い内容は「なるべくコストを抑えたいがどうしたらいいか?」です。
DMのコストは大きく分けて、以下の3つに分けられます。
①送料
②デザイン費
③印刷費+作業費
この中の①送料の占める割合が意外と高いことをご存知ですか?
DM全体のコストを抑えるには①送料をいかに安く抑えられるかがポイントになります。
■送料を安く抑えるための3つの工夫
①郵便局の割引制度を活用する
・郵便バーコード(カスタマーバーコード)を印字する
・配送期日に余裕をもつ
・一度に大量発送
・仕分け(バルク分け) 等
上記のような郵便局の割引制度を使うと2%から多ければ30%ほどの割引を受けることができます。
しかし郵便局の割引制度は種類が多いうえ、それぞれに細かい規程があります。
また、郵便局と契約をしていると割引が大きくなるサービスもありますので
是非経験豊富な三栄印刷へ発送方法をご相談ください。
②サイズに拘る
DMとして一番安く送れる方法はハガキです。
しかし通常葉書ですと伝えたい情報を多く載せることができません。
そこで圧着ハガキにするとハガキの送料で情報量を2倍、3倍載せることができます。
また中面にシークレットな情報を載せるなどエンターテイメント性を持たせることもできます。
③重さに拘る
配送料金は1通あたりの重量で料金が変わることが殆どです。
そこで送る中身や素材を軽いモノにすることも1つの手段です。
紙の封筒よりも軽いOPP封筒(ビニール封筒)は、中身が見えて開封率も上がる方法の1つです。防水効果もありますので、特に今のような梅雨時期に強いです。
一方で廃棄の際に分別廃棄が必要になる、原料によっては環境問題を含む等の問題もあります。
その他、中身を薄い紙にするなどの方法もありますが、高級感を演出しづらいといったデメリットもあります。
紙のDMは、様々な年代や状況にあるお客様に情報を届ける有効な手段です。
効果の測定が難しく、結果が見えづらいと感じるかもしれませんが、紙とデジタルを組み合わせた効果測定の方法もあります。
さらに、日本郵便は10月1日から現金書留や代金引換などの料金を約10%値上げすると発表しています。2024年問題(トラックドライバー不足)も深刻であり、各社の料金改定にも注目が集まっています。また、印刷資材の値上げも続いており、DM配送のコスト削減の工夫がますます重要になっています。
三栄印刷では、お客様のDMの効果を最大限に引き出すために、デザインや仕様、送料など、さまざまな側面から研究を重ねています。DMを検討される際は、お気軽に三栄印刷へご相談ください。最適な提案をさせていただきます。