そのマーク、知っていますか? 〜印刷物で見かける 品質・環境・信頼のマーク〜

こんにちは。
福岡 博多の三栄印刷です。
「このマーク、なんだろう?」
そう思ったことはありませんか?
普段、様々な印刷物を手に取ることがあると思います。
休日に読む雑誌や書籍、店頭で手にするパンフレットやチラシ、食卓に並ぶ商品のパッケージ、ビジネスシーンで交換する名刺、授業等で使うノート等。
デジタル化が進んだ現代においても、紙媒体は私たちの暮らしに深く根付いています。
これらの印刷物を手に取った時、視線は文字やデザインに集中すると思います。
しかし、ちょっと視線を隅の方に移すと、ひっそりと、あるいは堂々とデザインされたマークが印刷されていることがあります。
これらのマークは単なる飾りではありません。
それぞれが特定の意味を持ち、製品の情報や企業の理念、社会的な責任を示す、重要なコミュニケーションツールなのです。
今回は、そんな印刷物に潜む、多種多様なマークについて少しご紹介したいと思います。
[目 次]
1. 著作権・商標に関するマーク
2. 環境への配慮を示すマーク
3. その他のマーク
4. マークを掲載する際の厳格なルール
5. 各マークの詳細説明
1.著作権・商標に関するマーク
印刷物には、様々なアイデアや創作物が詰まっています。
イラストや商品のロゴ、名称、文章などは、知的財産権によって保護されるべき大切な財産です。
特に企業にとって、自社のブランドを象徴する商標は、他社との差別化を図り、顧客からの信頼を得るための重要な要素となります。
著作権・商標に関するマークは、これらの知的財産権が法的に保護されていることを示すための目印であり、企業が築き上げてきたブランド価値を守る上で、欠かすことのできない存在です。
そのため著作物や商標を保護するためのマークが、その権利の所在を明確にし、不正な利用を抑制する上で、非常に重要な役割を果たしています。
© | コピーライトマーク著作権者が自身の著作物に対して権利を広く知らせるマーク。無断複製や改変などの著作権侵害行為を抑止。著作権は創作と同時に自動的に発生するが、著作権登録制度も存在する。 |
🄬 | 登録商標マーク特許庁に商標登録されていることを示すマーク。法的保護と消費者の信頼性を高める。登録されていない商標にマークを使用すると、虚偽表示となり、商標法や不正競争防止法の違反となる可能性がある。 |
™ | トレードマークマーク商標登録未登録だが、企業や商品・サービス識別のために使用されるマーク。ブランドとしての主張を示し、登録出願中やサービスマークとしても用いられる。法的効力はないが将来の登録時に有利に働く場合もある。 |
2.環境への配慮を示すマーク
地球環境への意識が高まる現代において、印刷物においても環境負荷の低減に向けた取り組みが求められています。
特に企業にとって、環境への配慮を示す姿勢は、社会的な責任を果たすとともに、顧客からの信頼を得るための重要な要素となります。
そうした取り組みを可視化する手段のひとつが、「環境への配慮を示すマーク」の表示です。
マークは製品の製造、使用、廃棄といったライフサイクル全体を通して、環境負荷の低減に配慮していることを示す大切な指標です。
環境意識の高まりにより、さまざまな環境関連マークが用いられるようになりました。
代表的なものを以下に紹介します。
![]() | リサイクル適性マークその製品が古紙としてリサイクルしやすいかを示すもの。A~Dの4段階で評価され、Aランクが最もリサイクルに適している。使用後、安心して古紙回収に出せる目印。 [管理] 一般社団法人日本印刷産業連合会、及び公益財団法人古紙再生促進センター |
![]() | 再生紙使用マーク(Rマーク)一定割合以上の古紙を使用した紙製品であることを示す。再生紙を使用した印刷物に限り使用可能。資源の節約や環境負荷の低減に貢献している製品の目印。 [管理] 3R・資源循環推進フォーラム |
![]() | グリーンプリンティングマーク (GPマーク)環境に配慮した印刷工程を経て製造された印刷製品であることを示す環境配慮の認証マーク。このマークにより環境にどれだけ配慮された印刷物なのかがわかる。グリーン購入の基準値1の要件。 [管理] 一般社団法人 日本印刷産業連合会 |
![]() | 植物油インキマーク(ベジタブルインキマーク)印刷インキの一部に環境に優しい植物由来の油を使用していることを示す。マーク使用時は対象印刷物の全インキが対象。石油成分を減らし、再生可能な資源の利用を促すことで環境負荷を低減する。 [管理] 印刷インキ工業会 |
![]() | 環境保護印刷マーク(クリオネマーク)オフセット印刷において環境に配慮した工程と資材で製作された印刷物であることを示す。認証を受けた印刷会社のみが表示できる。清らかな環境を守る意味を持つクリオネがモチーフとなっている。 [管理] 環境保護印刷推進協議会 |
![]() | バイオマスマーク生物由来の資源(バイオマス)を一定割合以上使用利用した商品に表示できるマーク。化石資源への依存を減らし、カーボンニュートラルの推進を図ることで、持続可能な社会に貢献する製品の目印。 [管理] 一般社団法人日本有機資源協会 |
![]() | エコマークライフサイクル全体で環境負荷が少ないと認められた製品であることを示すマーク。消費者が環境負荷の少ない商品を選ぶための目印になる。国際的にも認められた日本で唯一のタイプI環境ラベル。 [管理] 公益財団法人日本環境協会 |
![]() | FSC®森林認証マーク環境・社会・経済に配慮して適切に管理された森林から生産された製品であることを示すマーク。このマークの製品を選ぶことで、森林破壊の防止や、生態系・地域社会の保全に貢献できる。 [管理] FSC® Japan |
![]() | PEFC森林認証マーク持続可能な森林管理を推進する国際的な森林認証制度の一つで、適切に管理された森林やリサイクル材からつくられた木材・紙製品などに表示される。 [管理] 一般社団法人緑の循環認証会議 |
3.その他のマーク
上記以外にも、印刷物には様々な情報や企業の姿勢を示すマークが存在します。
![]() | 自由利用マーク著作者が「この範囲なら自由に使ってOK」と示す文化庁推奨マーク。マークがあれば原則許可不要で利用可能。プリントアウト・コピー・無料配布、障害者・学校教育の非営利利用の3種類があり、範囲が異なる。 [管理] 文化庁 |
![]() | SDGsアイコン国連が定める世界共通の未来目標への貢献を示すマーク。カラフルなアイコンで、「より良い世界のために活動している」という意思表示。アイコンの種類により企業や団体が取り組む目標が一目で分かる。 [管理] 国連広報センター |
![]() | 各種認証取得マーク企業やサービスが、適切な管理体制や国際的な基準を満たしていることや専門性を持つ証。品質、環境、情報セキュリティ、個人情報保護など、第三者機関の審査を通った信頼のマーク。取引先や顧客への安心感に繋がる。 |
4.マークを掲載する際の厳格なルール
上記のようにこれらのマークは、単なるデザイン要素ではなく”信頼”の象徴です。
自由に誰でも使えるわけではなく、マークの殆どには厳格なルールが存在します。
マークを使う資格を持っていても、どこにでも好きな形で表示することは出来ません。
ルールを守ることが事業者としての信頼性を維持し、市場での公平な競争を担保するうえで欠かせません。
使用資格の確認、表示ルールの厳守、そして意味の理解と適正表示。
これら3点を徹底することで、はじめてマークの価値が活きてきます。
A. 使用資格の確認
マークの多くは、使用資格に沿っているか、認証を受けた事業者のみが使用を許されています。
たとえばグリーンプリンティングマークを使用するには、認証された工場で印刷された製品であること、商品が基準をクリアしていることが前提です。
認証を受けていないにもかかわらずマークを使用すれば、認証機関や関係団体とのトラブルに発展するだけでなく、法的責任を問われる可能性もあります。
✅「使用資格」や「契約」が必要か、有効期間を必ず確認。
B. 表示ルールは”細部まで”確認
マークのサイズ・色・余白・配置場所などは、各団体ごとに詳細にルール化されていることが殆どです。
これは、マークの視認性や意味の正確な伝達を保つためのものであり、独自の判断で加工や改変を行うことはNGとされています。
殆どのマークにはガイドラインがあり、ホームページなどで公開されています。
小さな変更でも、意図せずルール違反になってしまうケースが少なくありませんので、必ずガイドラインを確認しましょう。
✅ガイドラインを必ず確認し、忠実に反映。勝手なリサイズや色変更は避ける。
C. 意味を理解し、誤解のない表現を
マークが持つ意味や基準を正しく理解し、それに即した形での使用が求められます。
たとえば、再生紙使用マークを表示する場合、実際の再生紙使用率が基準を満たしていなければ、「誤認表示」や「グリーンウォッシュ(見せかけの環境配慮)」と見なされるリスクがあります。
誤った使用は、ブランドの信頼失墜を招くだけでなく、取引先や消費者との関係に悪影響を及ぼしかねません。
✅マークの意味と使用条件を正しく理解し、適切な場所で表示する。
今回、印刷物に見られるさまざまなマークについて、その種類や意味、掲載時の注意点をご紹介しました。
マークは、製品の品質や環境配慮、企業の信頼性など、多くの情報を私たちに届けてくれる重要な存在です。
普段何気なく目にしているマークも、その背景にある意味やルールを知ることで、印刷物を見る視点が少し変わるかもしれません。
弊社にも、マークを掲載した印刷物のご注文を多くいただきます。
中でも名刺では、限られたスペースの中に複数の認証マークを配置するため、レイアウトに工夫が求められる場面もあります。
しかし、ひとつひとつのマークには意味があり、それぞれにガイドラインが定められています。
だからこそ、正しく美しくレイアウトすることは、印刷会社としての責任であり、信頼ある製品づくりの第一歩だと考えています。
一つひとつのマークに込められた意味を理解し、ルールを守って丁寧に使うこと。
それは、私たち印刷に関わる者の責任であると同時に、社会や未来への貢献でもあります。
これからも三栄印刷は、信頼される印刷物づくりを通じて、お客様と社会をつなぐ価値を提供してまいります。
ガイドラインに沿った印刷物の相談は是非三栄印刷まで!
☞お問い合わせはこちら
5.各マークの詳細説明
各マークについてもう少し知りたいという方はこちらをご覧ください。
〇コピーライトマーク©
著作権者が自身の著作物に対して著作権を有することを広く知らせるためのマークです。
このマークが表示されていることで、無断での複製や改変などの著作権侵害行為を抑止する効果が期待できます。
著作権は、著作物が創作された時点で自動的に発生する権利であり、登録などの手続きは必須ではありません。(ただし、著作権登録を行うことで、万一の際に権利の主張や行使がしやすくなる場合があります。)
通常は©発行年 著作者名 の形式で表示されます。
例:©2025 AAA Co.,ltd.
〇登録商標マーク®
商品のブランド名やロゴなどが、各国の知的財産庁(日本の場合は特許庁)に商標登録されていることを示すマークです。
このマークは、当該商標が登録国において法的に保護されている証であり、消費者に対して安心感や信頼感を与える効果があります。
なお、日本における正式な商標登録表示は「登録商標第000000号」であり、この表記も併用・推奨されています。
※商標登録を受けていない名称やロゴに®マークを付けると、虚偽表示として罰則の対象となる可能性があります。
〇トレードマークマーク™
商標登録されていないものの、企業や商品・サービスの識別のために使用されるマークです。
これは、事業者がその名称やロゴを自社のブランドとして主張する意思表示であり、登録出願中や未登録の場合に用いられます。
将来的には®マークの取得を目指していることや、サービスマークとして使用されていることもあります。
※™マーク自体には法的効力はありませんが、ブランドとしての継続使用を示すシグナルになります。
〇リサイクル適性マーク
その紙製品が古紙原料としてリサイクルしやすいかどうかを示すマークです。
紙の種類やインキ、接着剤、表面加工の方法などが評価基準となっており、リサイクルに適さない成分(例えば不適切なインキや糊など)が少ないほど高い評価を受けます。
AランクからDランクまでの4段階の評価があり、Aランクが最もリサイクルに適した製品であることを示します。
このマークが印刷物などに表示されていることで、消費者は使用後も安心して古紙回収に出すことができ、適切な資源循環に貢献できます。
国のグリーン購入法にも採用されており、マークは印刷発注者の責任で無料で表示できます。
[管理] 一般社団法人日本印刷産業連合会、及び公益財団法人古紙再生促進センター
〇再生紙使用マーク(Rマーク)
再生紙の利用促進・普及啓発をしていくためのシンボルマークです。
印刷物や紙製品に一定割合以上の古紙が使用され、限りある資源の節約や環境負荷の低減に貢献している製品であることを示します。
このマークは再生紙を使用した印刷物に限り使用できます。
その際、古紙パルプの正しい配合率を製紙メーカーや印刷会社に確認のうえ明記し、その数値や説明文と合わせて表示する必要があります。
申請や届出は不要で無料で使用することができます。
[管理] 3R・資源循環推進フォーラム
〇グリーンプリンティングマーク (GPマーク)
環境に配慮した印刷工程を経て製造された印刷製品であることを示す環境配慮の認証マークです。
「グリーンプリンティング認定制度」に基づき、資材の選定・生産工程・廃棄物管理など、厳しい環境基準をクリアした認定工場で製造された、環境に配慮した仕様の印刷物に表示されます。
認定工場では、日印産連「オフセット印刷サービス」グリーン基準に定められた購入資材の基準に適合した資材を使用し、これにより製造された印刷製品にGPマークを付けることができます。
マークには環境配慮の度合いに応じてワンスター(★)からスリースター(★★★)までの3段階があります。
グリーン購入法の基本方針において、グリーンプリンティング認定制度は印刷物のより高い環境性能を示す基準値1の要件とされています。
[管理] 一般社団法人 日本印刷産業連合会
〇植物油インキマーク(ベジタブルインキマーク)
印刷インキの一部に環境に配慮した植物由来の油を使っていることを示すマークです。
石油由来の成分を削減し、再生可能な資源の利用を促進することで、環境負荷の低減に貢献しています。
従来の大豆油だけでなく、なたね油や亜麻仁油などより幅広い植物油に対応しています。
グリーン購入など環境対応をアピールする際に有効なマークです。
会員企業の植物油インキを使った印刷物にのみ使用でき、使用時は全インキが対象である必要があり、使用料は無料です。
[管理] 印刷インキ工業会
〇環境保護印刷マーク(クリオネマーク)
環境に配慮した印刷製品であることを示すために、認証を受けた印刷会社が表示できるマークです。
オフセット印刷において、大気汚染や水質汚濁などの環境負荷を抑えるため、基準に適合した資機材と工程で製作された印刷物に表示されます。
マークの使用には、環境保護印刷推進協議会(E3PA)による認証と会員登録が必要です。
「流氷の天使」クリオネをモチーフにしたデザインは、清らかな環境を守る意思を象徴しています。
[管理] 環境保護印刷推進協議会
〇バイオマスマーク
生物由来の資源(バイオマス)を利用した商品に表示できるマークです。
限りある化石資源への依存を低減し、カーボンニュートラルの推進を図ることで、持続可能な社会の実現に貢献する製品であることを、消費者に示しています。
「商品全体としての環境配慮」を保証するものではなく、「バイオマス資源を一定割合以上使用していること」に特化した認証である点が特徴です。
このマークは、一般社団法人日本有機資源協会(JORA)による審査・認定を受けた製品のみに使用が許されています。
その際、バイオマスの正しい配合率(バイオマス度)や使用部位を明記し、認定番号と合わせて表示する必要があります。
[管理] 一般社団法人日本有機資源協会
〇エコマーク
ライフサイクル全体で環境負荷が少ないと認められた製品・サービスであることを示すマークです。
消費者が、環境負荷の少ない商品を選ぶための目印として活用され、持続可能な社会の形成を後押しする製品であることを示します。
公益財団法人日本環境協会による審査を経て認定された商品に限り使用できます。
国際的な環境ラベルのルール(ISO14020/14024)に則った、国際的にも認められた日本で唯一のタイプI環境ラベルです。
認定を受け、マークを表示するには、申込の際の「商品認定審査料」と「年間ライセンス料」がかかります。
[管理] 公益財団法人日本環境協会
〇FSC®森林認証マーク
環境・社会・経済に配慮して適切に管理された森林から生産された製品であることを示すマークです。
このマークのある製品を選ぶことで、森林破壊の防止や、生態系・地域社会の保全に貢献できます。
FSCラベルには、FSC 100%(すべて認証材)、FSCミックス(認証材や管理原材料、リサイクル材などの組み合わせ)、FSCリサイクル(リサイクル材100%)の3種類があります。
第三者機関による審査のもと発行される国際的な森林認証制度で、認証取得およびマーク使用には費用が発生します。
[管理] FSC® Japan
〇PEFC森林認証マーク
Programme for the Endorsement of Forest Certification
持続可能な森林管理を推進する国際的な森林認証制度の一つで、適切に管理された森林やリサイクル材からつくられた木材・紙製品などに表示されます。
FSC®がグローバルな統一基準を重視するのに対し、PEFCは地域の実情に配慮した柔軟な森林管理基準を特徴としています。
日本では国産材の活用を促進する目的で設けられたSGEC(緑の循環認証会議)と相互認証されており、国内林業にも適した制度として活用されています。
所定の申請手続きは必要ですが、マーク使用料は無料です。
【管理団体】一般社団法人緑の循環認証会議
〇自由利用マーク
文化庁推奨する、著作者が自身の著作物について「この範囲内であれば自由に使って構いません」という意思を示すためのマークです。
このマークが著作物にあると、利用者は原則として個別に許諾を得ることなく、マークが示す範囲内で自由に利用することができます。
尚、マークの種類によって、許可される利用範囲が異なります。
「プリントアウト・コピー・無料配布」OKマーク
「障害者のための非営利目的利用」OKマーク
「学校教育のための非営利目的利用」OKマーク
の3種類があります。
[管理] 文化庁
〇SDGsアイコン
企業や団体が「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」のいずれかに取り組んでいることを示すものです。
これは、より良い未来の実現に向けた具体的な行動を示す指標であり、単なる経済的利益の追求にとどまらず、地球規模の課題解決に貢献しようとする姿勢を表します。
各アイコンは色やデザインが異なり、それぞれが特定の目標(例:貧困、教育、気候変動など)を象徴しています。
表示されたアイコンを通じて、企業や団体が特に力を入れている分野を一目で把握できます。
使用料はかかりませんが、使用には国連が定めたガイドラインがあり、営利目的での使用や誤解を招く表示には制限があります。
企業で使用する際は、ガイドラインを確認することが重要です。
[管理] 国連広報センター
〇認証取得マーク(ISO、ISMS、プライバシーマーク、資格など)
企業やサービスが様々な分野で、適切な管理体制や国際的な基準を満たしていること、専門性や信頼性を有することを証明するものです。
品質管理(ISO9001)、環境管理(ISO14001)、情報セキュリティ管理(ISMS・ISO/IEC27001)、個人情報保護(プライバシーマーク)、その他の資格・業界認証などがあります。
これらのマークは、企業の信頼性や社会的責任(CSR)を可視化し、取引先や顧客に対しての安心感やアピールにつながります。
なお、認証の取得には、第三者機関による厳正な審査が行われ、取得後も定期的な更新審査や維持費用が必要なものが殆どです。