【2024年問題】ニーズに応じた効率的な配送のためのヒント
こんにちは。福岡、博多の印刷会社 三栄印刷です。
4月、学校や多くの企業で新年度が始まりました。
三栄印刷一同、フレッシュな気持ちで様々なことにチャレンジしていきたいと思っております。
さて、今年は長らく言われてきた”2024年問題”が現実化し、配送に様々な影響が出ることが予想されます。
先日、三栄印刷から関東へ発送した荷物が、通常中1日で届くはずが中2日かかってしまいました。
運送会社に問い合わせると、物量が多いため一部が船便に振り分けられ、船便の場合1日遅れるとのことでした。
どの荷物が船便になるかは状況次第なので、今後は1日余裕をもって出荷するしか対応策はなさそうです。
また、郵便配達も人手不足で、公表されている配達日数より実際にはもう少し時間がかかっているようです。
急ぐ場合はレターパックなどを使うなど、状況に応じた適切な配送方法を選ぶことがポイントになりそうです。
そこで今回は”2024年問題”と、物流会社の対策と取り組みについてまとめてみました。
■”2024年問題”と「働き方改革関連法」の影響
2024年4月1日より「働き方改革関連法」によって自動車運転の業務に対しての年間の時間外労働時間の上限が960時間に制限されました。
これにより”2024年問題”として知られる課題が浮き彫りになりました。
物流業界では人手不足が深刻な中、更に大きく影響することが懸念されています。
具体的には、
- 配達日数の長期化
- 物流コストの上昇
などが挙げられます。
■物流会社による対策と取り組み
このような状況下で、”今まで通り”を維持することが既に難しくなっており、物流会社はさまざまな対策を講じています。
□全日本トラック協会
・2024年問題に係る広告を出して問題を訴えています。 [広告]
□日本郵便
・ゆうパックや速達の配達が半日遅くなり、10月からは夜時間帯を削減するなどの対応
□佐川急便
・法人宛て荷物の時間指定の受付不可(時間帯指定は個人宅宛のみのサービス)
・4月より運賃の値上げ
□ヤマト運輸
・昨年6月から一部のエリアで到着予定が1日遅くなりました
・DM便やネコポスを廃止→以前のコラム:クロネコDM便廃止~DMのコストを下げる方法
・4月より2%の運賃値上げ
・6月より置き配を開始
・貨物専用機運航
上記の取り組みは、物流業界が直面する課題に対処し、サービスの維持や顧客への影響を最小限に抑えるための努力の一環です。
今後も新たな動きが予想されますので、利用者側もしっかりと対策をしていかねばなりません。
◇様々な配送ニーズにお応えします。
三栄印刷ではお客様の様々な配送ニーズに対応するため、複数の運送会社と契約をしています。
福山通運 | 基本的にBtoBのみで価格がメリットです。日曜・祝日は祝休みで、場所によっては配達が難しい場合があります。 |
佐川運輸 | 個人宅への配送が可能です。企業向けは時間指定ができません。 |
ヤマト運輸 | 時間指定が可能で、中継料がかかりません。 |
日本郵便 | 北海道や沖縄、離島などの配送に利点があります。 |
他にも、航空便や各社の時間指定便にも対応しております。
さらに、ゆうメール便やゆうパケット、クリックポストなどの小型郵便も契約していますのでDM発送等もお任せください。
料金が割引になる広告郵便や区分郵便物(バルク分け)の実績もございます。
三栄印刷ではお客様のご要望や商品に合わせて、価格優先か期日優先かなどの発送方法を選択しご提案させていただいております。
デザイン、印刷に加え、封入封緘、全国への仕分け発送、一斉DM発送など、お気軽にご相談ください。